2008年6月22日日曜日

ピース・ジャパンは、何故、逮捕されたのか?


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ピース・ジャパンの関係者が、調査捕鯨にまつわる水産庁の不正を暴く段階で、鯨肉の一部を乗組員が持ち帰った事件を、鯨肉という証拠物件を提示して告発したことがありましたが、それからの事件の進展がどうなっていたのか、まったくわからなかったのですが、昨日、突然、ピース・ジャパンの関係者が二人、鯨肉の窃盗の疑いで逮捕されたというニュースには驚きました。

私は、輸送段階で、鯨肉を盗むのがいいか悪いかの議論には興味ありませんが、水産庁や乗組員が、大量の鯨肉を持ち帰り、それを横流ししていたと言う事実には、大いに興味ありますね。したがって、この逮捕劇はは、明らかに政治的に仕組まれており、かなり政治的謀略臭い逮捕だと思われますね。

つまり調査捕鯨や商業捕鯨にまつわる不正報道が、洞爺湖サミットなどを前に、大きくなることを恐れる政府筋が、先制攻撃の一つとして、「窃盗容疑」というあまり重要とも思えないような微罪で、ピース・ジャパン関係者を逮捕したということは、問題を「窃盗」レベルの道徳論と犯罪論で、この捕鯨問題をウヤムヤにしようとしていると言うことでしょう。

昨日は、同時に、乗り込み員たちの「鯨肉横流し問題」が、不起訴処分になった日だそうですが、やはり一連のあわただしい動きの背後には、政府の思惑が、機能しているように思われますね。


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