2008年10月6日月曜日

池田信夫は今日も元気です。

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●池田信夫ブログ


池田信夫センセイは今日も元気のようです。今日のブログには「竹中プラン」と「不良債権処理」の問題が出ています。

日本では、竹中による強引な不良債権処理が、現在の大不況と格差社会をもたらした元凶だ……と言うのが、最近の多くの論調のようですが、池田信夫センセイは違いますね。

竹中による不良債権処理により日本では最悪の金融危機を脱し、景気回復が実現したという解釈のようです。アメリカも、そうしなさい、というわけですかね。

「だから四半期ごとの会計報告を待たず、応札する銀行には「臨時会計報告」を義務づけ、債務超過になっている銀行は清算(合併)し、資産超過の銀行には政府が資本注入すべきだ。この意味で、今回の法律で時価会計の適用を一時延期したのは逆効果である。」

まさに竹中平蔵式の不良債権処理ですね。さあー、アメリカの先生方は、どう判断するでしょうか。





日本で不良債権処理が進んだのも、「竹中プラン」できびしく資産査定をやったのがきっかけだった。だから四半期ごとの会計報告を待たず、応札する銀行には「臨時会計報告」を義務づけ、債務超過になっている銀行は清算(合併)し、資産超過の銀行には政府が資本注入すべきだ。この意味で、今回の法律で時価会計の適用を一時延期したのは逆効果である。額面で評価されるsoft budget constraintがあるかぎり、本当に資金繰りが詰まるまで銀行は資産を売らない。

日本は、史上最悪の不良債権処理で経済をめちゃめちゃにした「偉大な反面教師」なのだから、こういうときこそアメリカに知恵を貸してはどうだろうか。白川総裁が米議会で証言でもすれば、日本もたまには世界から尊敬されるのではないか。

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